プラスチックを含む各種材料の発生ガス分析

 

製品の樹脂材料や梱包材、緩衝材等に溶剤や未反応物が残存していると、
それらがアウトガス(揮発ガス)として拡散することにより、製品に不具合を
起こすだけでなく、環境や人体にまで悪影響を及ぼす場合があります。
 
このため、アウトガスの特定は、原因解明に重要な役割を果たします。
 
弊社では、ガラス製のバイアル瓶にサンプルを封入して分析するスタティック
ヘッドスペースGC/MSにより、アウトガスの定性、定量分析が可能です。

 

ヘッドスペースGCMS

 

 

サンプル量 数g程度
加熱温度範囲 ~250℃

 

  発生ガスを定性
原因特定
不具合改善
 
 
極微量分析では試料の取り扱い次第で、結果に影響する可能性が御座います。
 
弊社では試料取り扱いを含めた分析ノウハウを有しておりますので、
詳しくは弊社までご相談下さい。
 
試料取り扱い方法のご紹介
 
 ●試料の素手での接触を避け、直接ポリ袋に入れることを避ける。 
 
 ●粉末試料、液体試料
   ガラス製ねじ口瓶に空間ができないように詰め、テフロン製パッキン付の蓋で密閉する。
 
 ●フィルム(シート)状、板状等の試料
   アルミホイルの艶無し面が試料に接するようにし、空間ができないように密着させて包装する。

 

【関連技術資料】

リサイクルプラスチック等の混合樹脂材料の組成分析

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