食品容器包装の分析③食品容器形状での酸素透過度測定、水蒸気透過度測定

 

食品に使用される容器包装は食品の保存性が必要なことから、酸素や水蒸気等のガスの透過性が
重要な要素となっている。
また、容器形状の状態と元のシート状態では成形時の影響等により透過性が変わる事もあるため、
実際に使用されている包装容器形状での酸素透過度、
水蒸気透過度の結果も食品容器を開発、生産する上で重要になってきます。

弊社ではフィルム、シート形状での、酸素透過性、水蒸気透過性の測定に加えて、
下記のような製品形状での測定も可能です。

【容器形状の測定例】

 上記以外でも飲料用ボトル、食品容器等の様々な形状での測定実績が御座います。

試験項目 測定結果(23℃ 50%RH)
水蒸気透過度測定       0.0059 g / (pkg・day)
酸素ガス透過度測定       0.0021 cm3 / (pkg・day)

 容器形状での測定の場合、測定環境(23℃ 50%RH)での測定となります。

  ▼関連資料
    水蒸気透過度、酸素透過度測定事例食品容器包装の分析
  

 
酸素透過度、水蒸気透過度は容器の組成、材質等の層構成も大きく影響致しますが、
弊社では断面観察(FE-SEM)、材質分析(FT-IR,ラマン)等での分析評価も行っております。
 
 ▼関連資料
   食品容器包装の分析
         ①電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM)による層構成観察
         ②赤外分光分析とラマン分析での層構成の材質分析

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