食品容器包装の分析①電界放出型走査電子顕微鏡(FE-SEM)による層構成観察

 

固形ルウの容器は食品の保存性が必要なことから、容器は多層構造になっています。
このような食品容器も、電子顕微鏡で断面観察することで層構成を明らかにすることが出来ます。

 

         

   
ある市販の固形ルウの容器は、FE-SEM観察から約3μm~約40μmの厚みの7層の多層構造で
あることが分かりました。

これをもとに更に材質分析(*1)をFT-IRやラマン分析で進めた結果、各層の材質についても
把握することが出来ました。

また、容器の保存性についても、酸素透過度、水蒸気透過度の測定(*2)で把握することができます。

関連資料
    食品容器包装の分析
       ②赤外分光分析とラマン分析での層構成の材質分析 (*1)
       ③食品容器形状での酸素透過度測定、水蒸気透過度測定 (*2)

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