Model Case 1 市場から回収した資源の選別方法の検討
リサイクルのために回収された資源には、様々な樹脂種、異物、不純物などが含まれる可能性があります。
これらの資源を効率的に再原料化するには、要求にあった品質の原料を、適切に選別する必要があります。
▼リサイクル向けプラスチック資源の評価
◆回収品の樹脂種の分析 FT-IRによるPP,PE,PS,PVC,PET等の樹脂種の判別
◆添加剤の配合量の解析 有機系添加剤、ガラス繊維など
◆異物、不純物の評価 画像解析による異物サイズ、個数等の評価
◆繊維長評価
●光学顕微鏡でガラス繊維の写真を撮影し、画像解析により各々のガラス繊維を検出。
●ガラス繊維の繊維長、数量の情報を基に、ヒストグラム等で分布評価が可能。
●その他に数平均繊維長、長さ平均繊維長、最大繊維長、最小繊維長なども算出。